

知って楽しい、知的文楽探検セミナー
文楽に遊ぶ PART29
きて、みて、さわって、 文楽人形
西宮には、人形あやつりの祖先である神がまつられている百太夫神社が西宮神社の境内にあります。
西宮と深いゆかりのある文楽人形のしくみを、手にとって、あやつってみましょう。
文楽の舞台デザイン図を「道具帳」といい、公演ごとに「道具帳」をもとにして舞台を製作します。
「人形」と舞台のしくみのお話を聞いて、文楽の舞台裏をのぞいてみましょう!
◆スタンディングトーク「道具帳」と「道具調べ」
◆「文楽人形のしくみ」解説と体験
◆「文楽の道具帳」解説と舞台のしくみ体験
◆鑑賞「お染のくどき」
出演
人形浄瑠璃文楽座 人形遣い 吉田和生(人間国宝)、吉田和馬、吉田和登
道具帳 岡本義秀(関西舞台株式会社代表)
総合司会 橘高邦子
日時:2025年12月20日(土)14時開演(13:30開場)
会場:西宮市民会館 1階大会議室101
〒662-0918 兵庫県西宮市六湛寺町10-11
定員100名 全席自由席
チケット
一般2,000円
アミティ友の会1,500円
U29(29歳以下)500円
(各消費税込) 当日各500円増
※前売り完売の場合、当日券は販売しません。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※U29は29歳以下の方のみお求めいただけます。
アミティ友の会先行販売 窓口 10月17日(金)10時〜
一般販売 10月24日(金)10時〜
チケット取扱
窓口 西宮市民会館(9:00〜19:00 火曜休館)0798-33-3111
スマホ・PC teket チラシQRコードより
アミティ友の会・U29チケットも購入可。
人間の魂がのりうつったかのような人形・・・
感情豊かに語る浄瑠璃・・・
心の底にしみわたる太棹の響き・・・
西宮は文楽の源流『くぐつ師』発祥の地。
世界に知られる伝統芸能『文楽』の世界へ
さあ、ごいっしょに!!
●スタンディングトーク「道具帳」と「道具調べ」
「道具帳」により舞台製作をする岡本義秀氏、
その舞台を吉田和生師がチェックする「道具調べ」。
それぞれの思いを、聞き手・橘高邦子が引き出します。
●「文楽人形のしくみ」解説と体験
文楽人形のさまざまな仕組みを、人形遣いの吉田和生、吉田和馬、吉田和登が解説し、実際に文楽人形を遣う体験をします。
●「文楽の道具帳」解説と舞台のしくみ体験
岡本義秀氏が様々な演目の「道具帳」を紹介し、実際に舞台製作をする様子を実演解説します。
●鑑賞「お染のくどき」
出演 吉田和生、吉田和馬、吉田和登
人形浄瑠璃文楽座技芸員 人形遣い
総合司会:橘高邦子
出演者
吉田和生(よしだかずお)人間国宝
人形浄瑠璃文楽座・人形
昭和42年、文楽協会人形部研究生となる。同年、吉田文雀に入門、吉田和生と名のり、大阪毎日ホールにて初舞台。平成29年10月、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。昭和55年度及び61年度因協会奨励賞、平成2年度文楽協会賞、第11回国立劇場文楽賞文楽奨励賞、平成11年度因協会賞、平成15年度大阪文化祭賞、第25回国立劇場文楽賞文楽優秀賞、第64回芸術選奨文部科学大臣賞、平成26年、愛顔(えがお)のえひめ文化・スポーツ賞、第34回国立劇場文楽賞文楽大賞、平成29年度兵庫県文化賞(伝統芸能)、第30回関西・こころの賞(特別賞)、第53回大阪市市民表彰、令和元年5月、旭日小綬章文化財保護功労、令和元年度大阪文化財省<第一部門>等多数受賞。令和6年11月、文化功労者に顕彰される。
吉田和馬(よしだかずま)
人形浄瑠璃文楽座・人形
平成22年、吉田文雀に入門し、文楽協会研究生となる。翌年、吉田和馬と名のり、国立文楽劇場にて初舞台。平成26年度文楽協会賞、令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>受賞。
吉田和登(よしだかずと)
人形浄瑠璃文楽座・人形
平成27年、国立劇場文楽第27期研修生となる。平成29年、吉田和生に入門、吉田和登と名のり、国立文楽劇場にて初舞台。令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>受賞。
岡本義秀(おかもとよしひで)
舞台美術家(関西舞台株式会社 代表)
昭和51年大阪舞台株式会社(現関西舞台)入社、道頓堀・朝日座にて舞台製作に従事。当時背景の専門家がおらず日本画の流れをくむ外部の絵師グループに師事し背景画を学ぶ。59年国立文楽劇場開場後、舞台製作責任者として舞台図面設計を手掛けると共に背景班責任者も兼任。以来、独学で背景画の研鑽を積み、国立文楽劇場の文楽・歌舞伎・日本舞踊公演、内子座、博多座等地方公演やヨーロッパ各国をはじめとする海外公演の舞台製作に携わる。淡路人形浄瑠璃館、愛媛朝日文楽・朝立会館等人形浄瑠璃の舞台機構設計・製作を担当し、大臣や襖返しの作画・彩色を手掛ける。西宮能楽堂建設時に鏡板作画を担当。描いた老松と蕾がついた梅の木は能楽堂の顔として親しまれている。平成16年 第1回 上方の舞台裏方大賞 、令和3年 第27回ニッセイ・バックステージ賞、令和5年度文化庁長官賞の各賞受賞。
主催・問合せ:公益財団法人 西宮市文化振興財団 0798-33-3146(平日9:00〜17:30)
企画製作:一般財団法人 日本伝統芸術文化財団
協力:関西舞台株式会社