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祝 ユネスコ無形文化遺産登録 「伝統的酒造り」と「伝統的な食文化・和食」 大関 くらこよみ 静和館 Vol.2

祝 ユネスコ無形文化遺産登録
「伝統的酒造り」と「伝統的な食文化・和食」
日本の「伝統的酒造り」が2024年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。2013年登録「日本人の伝統的な食文化・和食」と共に、桜を愛でながら日本酒と和食を楽しみます。

春暖の候
五感で味わう酒と食

日時:2025年3月22日(土)12時開演
(11時30分開場、15時頃終了予定)

場所:大関 静和館 兵庫県西宮市今津出在家町2-7

一般 8,000円(前売・消費税込)
※日本酒と和食含む
※定員24名(定員になり次第受付終了)

勲章料理人
大田 忠道

西宮市出身。料理の世界に興味を持ち、兄の料理屋「森田」で修業を重ねる。23歳で有馬グランドホテルの副料理長、36歳で総料理長に就任。1995年、フジテレビ「料理の鉄人」に出演し、フレンチの鉄人を「タコ料理対決」で破り、その後も番組に「大田軍団」としてつぎつぎに料理人を送り込み数々の名勝負を繰り広げたのはあまりにも有名。番組を機に「全国『天地(あまつち)の会』」を結成・主宰し、自らの弟子だけでなく、国内外の日本料理人と幅広い交流を目的として活動中。優秀な料理人に送られる「ひょうごの匠」(1998)、「神戸マイスター」(2000)に認定され、2004年には「黄綬褒章」、続いて2012年「瑞宝単光章」を叙勲された勲章料理人。現在、有馬温泉にて料理旅館「四季の彩 旅篭」と天地の宿「奥の細道」を経営の傍ら、ラジオ・テレビ・国内はもとより海外の料理コンサルティングなどにて活動中。

プログラム
●お話「伝統的酒造り」
大関株式会社 杜氏
●トーク「伝統的な食文化・和食と酒造り」
勲章料理人 大田忠道、杜氏
●大田忠道「伝統と食文化を味にした料理」説明
●日本酒と共にお食事歓談

お申込み・お問合せ
大関株式会社 総務人事部「蔵暦」担当
0798-32-2011
mail: soumu@ozeki.co.jp

●お申込み方法
お電話の場合:大関株式会社TEL.0798-32-2011(10:00~17:00土日祝:休)
FAX又はMailの場合:FAX.0798-36-1538、Mail soumu@ozeki.co.jp へ「蔵暦vol.2」とご記入の上、代表者様のお名前・人数・お電話番号・Mailをお送りください。
チケット料金の振込先をご連絡させていただきます。
●ご案内
・飲酒を伴うため、20歳以上の方限定のイベントになります。
当日は会場にて年齢確認をさせていただく場合がございます。
・定員に達した場合、当日のチケット販売はございません。
・チケットご購入後のキャンセルは承っておりません。
・自然災害等にて公演中止の場合、チケット代金は返金させていただきます。
尚、ご入金時ご負担頂きましたお振込み手数料はご返金できかねます。ご了承くださいませ。
※ご記入いただいた個人情報は、イベントの利用目的のみに使用し、第三者に提供することはございません。

主催:大関株式会社

企画:KPAI
協力:一般財団法人 日本伝統芸術文化財団

デザイン:森宏充(M’s DESIGN)

「お酒にまつわる話」弐五〇参
【酒造りの”米”】
 ご存知の通り、日本酒の原料が「米」であることはよく知るところ。「米」を磨き上げ、内側の白く柔らかい部分、つまり心白部だけで造った日本酒は雑味が無く美味しいお酒料理に仕上がります。その由は米の表層部には脂質やたんぱく質が含まれており、その部分を多く残すと香りにもクセが出てくるため、「米を磨く」という製造工程があるのです。酒造りに適した「米」=「酒造好適米」は、米を”よく磨く”ことができるように①粒が大きく砕けにくい、②タンパク質や脂質が少ない、③米の中心部に心白(しんぱく)があるなどの特徴があります。さらに吸水性、保湿性が高く、日本酒の特殊な製造過程に適した性質を持っているのです。
 「酒造好適米」の一番の王者は”山田錦”で、雄町、五百万石、亀の尾、美山錦、八反錦、愛山、千本錦と続きます。兵庫県の灘五郷の酒造家たちは、六甲山脈の北側の谷あいで昼夜の気温の差が大きく、水はけのよい棚田で造られる”山田錦”を「酒造好適米」としてきました。灘五郷の地域は、県内近接地でとれる良質の米”山田錦”と宮水、そして優れた技術者の丹波や但馬の杜氏たちによって酒造業を中核として発展してきました。
 酒造りの要は米麹。杜氏が麹菌を振りかけ、濾過・火入れ・加水の重要な工程を経て、貯蔵・熟成させ、究極の旨味のある酒が出来上がります。
 味わうだけでなく、蒸留酒にはない特殊な製造過程を知ることにより、さらに”日本酒との語らい”ができることでしょう
参照:酒の町「西宮」、「日本酒入門」、「灘の酒」他

蔵暦とは 〜静和館で愉しむ 心の歳時記〜
大関株式会社は1711年(正徳元年)に大坂屋という屋号で酒造りを始めた蔵元です。「静和館」は、酒米の産地でもある丹波の築200年を越える古民家を本社敷地に移設した施設で、創業家である長部家の茶室「関庵」も備えられています。
日本は美しい四季や豊かな自然に恵まれ、歴史と風土に育まれた精神性の高い行事や慣わし事である「歳時記」が伝統芸能や酒造りを含む食文化として人々の暮らしを彩ってきました。
「蔵暦」では、日本の伝統建築様式を備えた蔵元大関「静和館」にて、豊かな「心の歳時記」のひとときをみなさまへお届けしてまいります。

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