知って楽しい、知的文楽探検セミナー
文楽に遊ぶ PART28
日時:2024年12月23日(月)14時開演
(13時30分開場)
場所:西宮市民会館 1階大会議室101
きて、みて、さわって、文楽人形
プログラム
●解説と体験ワークショップ
表情豊かな文楽人形について、体験ワークショップを交えながら技芸員が徹底解説します。
●「文楽人形師 大江巳之助」 お話し・吉田和生
現存する人形の首(かしら)の殆どの制作を手がけた大江巳之助氏について、人間国宝の吉田和生さんにお話を伺います。
●実演鑑賞『お染のくどき』
「新版歌祭文ー野崎村の段ー」より、名場面の実演をお楽しみください。
司会進行:橘高邦子
定員100名 全席自由席
チケット
一般 2000円(消費税込)
アミティ友の会・U29(29歳以下)1500円(消費税込)
当日各500円増
※前売り完売の場合、当日券は販売しません。
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※U29は29歳以下の方のみお求めいただけます。
※アミティ友の会・U29のチケットをお求めの際は窓口にて購入時に証明書(会員証、学生証等)をご提示ください。
アミティ友の会先行販売 窓口 10月18日(金)10時〜
一般販売 窓口・イープラス 10月25日(金)10時〜
チケット取扱所
西宮市民会館(9:00〜17:00 火曜休館)0798-33-3111
イープラス http://eplus.jp/ (一般のみ)
主催・問合せ:(公財)西宮市文化振興財団 0798-33-3146(平日9:00〜17:30)
企画・制作:(一財)日本伝統芸術文化財団
協力:関西舞台(株)
文楽人形と大江巳之助
大江巳之助は、1907(明治40)年に徳島鳴門市で生まれました。家は、三代続いて人形浄瑠璃芝居の人形の首(かしら)を作ってきました。1930(昭和5)年に大阪文楽座に入り、同年、四代目実之助を襲名しました。
大江巳之助は人形遣いの名人吉田文五郎らから指導を受けて文楽人形作りに精進しました。戦後、戦災でほとんど消失してしまった首の制作を一手に引き受け、現在、文楽にて用いられる人形の首の大部分は、大江巳之助の作品です。
出演者紹介
吉田和生 よしだかずお 人形浄瑠璃文楽座・人形(人間国宝)
昭和42年、文楽協会人形部研究生となる。同年、吉田文雀に入門、吉田和生と名のり、大阪毎日ホールにて初舞台。平成29年10月、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。昭和55年度因協会奨励賞、昭和61年度因協会奨励賞、平成2年度文楽協会賞、第11回国立劇場文楽賞文楽奨励賞、平成11年度因協会賞、平成15年度大阪文化祭賞、第25回国立劇場文楽賞文楽優秀賞、第64回芸術選奨文部科学大臣賞、平成26年、愛顔(えがお)のえひめ文化・スポーツ賞、第34回国立劇場文楽賞文楽大賞、平成29年度兵庫県文化賞(伝統芸能)、平成29年、第30回関西・こころの賞(特別賞)、第53回大阪市市民表彰、令和元年5月、旭日小綬章文化財保護功労、令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>等多数受賞。
吉田和馬 よしだかずま 人形浄瑠璃・人形
平成22年、吉田文雀に入門し、文楽協会研究生となる。翌年、吉田和馬と名のり、国立文楽劇場にて初舞台。平成26年度文楽協会賞、令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>受賞。
吉田和登 よしだかずと 人形浄瑠璃・人形
平成27年、国立劇場文楽第27期研修生となる。平成29年、吉田和生に入門、吉田和登と名のり、国立文楽劇場にて初舞台。令和元年度大阪文化祭賞<第一部門>受賞。